ホームページ制作コラム

ホームページの配色

ホームページで情報を発信する上で、視覚的に大きな役割を担うのがホームページの配色です。配色の選択一つで、安心感を与えたり、楽しさであったり斬新さであったり、さまざまな効果を期待することができます。
ここでは、基本的な配色がどのような効果を与えやすいかを説明します。

1.ブルー

安心感、信頼感、清潔感、確実感を与えてくれます。落ち着きを演出し、清潔で安心ということで多くのビジネスシーンはもとより、銀行や証券会社でも採用されるベースカラーです。ただし、使い方によっては、活発でやや子供っぽい印象にもなってしまいますので注意が必要です。

2.グレー

誠実、冷静であり知性や高級感を演出します。先進的な印象も与えてくれます。他の色とも相性がよく、サブカラーを選びません。主にIT系のサイトや自動車系のサイトが積極的にグレーを採用しているようです。扱う商品やサービスが高級なほどマッチする場合が多いです。

3.オレンジ

躍動感、若さ、楽しさ、食欲、暖かさの表現に向いています。食品や日用品に関するサイトや、暖房関係などの熱に関するサイトに向いています。それ以外でも、躍動感あふれるベンチャー系のサイトでも意外とマッチします。

4.イエロー

元気、新鮮を演出したり、ほのぼのとした感じを出したりすることもできます。また、ナチュラルな感じにまとめることにより、自然やエコロジーを印象付けることもできます。イエローページに代表されるように、不動産やスーパーに近い感覚の生活に関係するサービスによく利用されます。

5.グリーン

自然、親しみ、強調、安全な感じを演出します。癒し系のサービスや食品、化粧品などナチュラル感・無公害な感じを出すのに適しています。また組織や団体などのグループ感や親近感を出す場合にも最適です。グリーンの量が多いと、主張しすぎてしまうことにもなりますので注意が必要です。

6.レッド

情熱、刺激、成長、エネルギーを演出します。セールなどのチラシでもよく使用される、購買意欲を煽るカラーです。ショッピング向けのホームページはもちろん、グレーと組み合わせて使用することによって、落ち着きも演出できビジネスシーンでも活用できます。

7.ピンク

女性らしさ、若さ、軽さを与えてくれます。ホームページのベースカラーとしてはあまり利用されることは少ないですが、女性的・若さを演出する場合には非常に効果が高いことがあります。反面、男性に対しては、軽い印象を与えてしまう場合がありますので、注意が必要です。

8.パープル

オシャレ、神秘的、個性的、独自性を演出します。同時に利用する色として黒系が多く、ビジネスにはあまり利用されません。また、子供っぽさやおもちゃのような印象になってしまう場合も多いです。バーや占いなどのサービス業やファッションに関するサイトで利用されることが多いです。